- Spotifyの特徴を教えてほしい
- Spotifyって無料で使える?
- 「Spotify Free(無料プラン)」で何ができる?、制限はある?
音楽ストリーミングサービスで有名な「Spotify」には、ずっと無料で使うことができる「Spotify Free」というプランがあります。
私は現在、「Spotify Premium(有料プラン)」を利用していますが、無料プランを使っていた時期もありました。
Spotifyの無料プランは利用用途によっては、かなり使えるサービスだと思っています。
本記事をご覧いただくと、Spotifyの特徴や、Spotify Freeで「できること」や「できないこと」、Spotify Freeの始め方を理解していただけると思います。
また、「Spotify Free」を、有料プラン同等のレベルで利用する方法も紹介していますので、少しでも気になる方は是非本記事をご覧になって参考にしていただければ幸いです。
本記事は、じっくり読んでも3分程度で読めるように解説しております。
短い時間でサクッと読めるよう、できるだけ分かりやすく解説していきます。
これらの情報が少しでも参考になれば幸いです。
音楽サブスク「Spotify」の特徴

音楽のサブスクリプションサービスである「Spotify」の特徴をざっとまとめました。
- 7000万曲以上の楽曲が聴き放題
- 自分好みの新しい曲と出会える
- 世界中の人が作ったプレイリストを聴ける
- 豊富なカテゴリーから聴ける
- Apple Watch単体でも聴ける
- 様々な機器に対応
- 車の中で楽しめる「CarPlay」に対応
- 料金プランが豊富
たくさんの特徴がありますが、それぞれの特徴をサクッと紹介しますね。
7000万曲以上の楽曲が聞き放題
7000万曲以上の楽曲が、全てのプランで聞き放題です。
もちろん、「Spotify Free(無料プラン)」でも聞けるというのが凄いところです。
自分好みの新しい曲と出会える
Spotifyに搭載されたAIが、「ユーザーのよく聴く曲」や「お気に入り登録」、「フォローしたアーティスト」などから分析して学習し、毎週新しいプレイリストとして提供してくれる機能があります。
私はこの機能が、Spotifyの一番の魅力なのではないかと思います。
AIの精度が高いのか、本当に好みの曲に出会えることが多いです。
世界中の人が作ったプレイリストを聴ける
世界中のアーティストや、リスナーが作ったプレイリストを聴くことができます。
もちろん、自分が作ったプレイリストも公開することができますよ。
豊富なカテゴリーから聴ける
「J-トラック」「ロック」などのジャンル分けのカテゴリーはもちろんのこと、「眠れぬ夜の音楽」や「やる気ブースター」などといった、様々なシチュエーションに合わせたプレイリストも豊富にあります。
今は特に聴きたい曲がないな…といった時でも、豊富なカテゴリーの中から今の自分の気分や、好みのジャンルから選んで聞くことができます。
Apple Watch単体でも聴ける
Apple Watchに楽曲やプレイリストをダウンロードしておけば、iPhoneが無くても、Apple Watch単体でSpotifyの音楽を聴くことができます。
- Apple WatchはGPSモデル(単体で通信できないモデル)でもOK!
-
Apple Watchに曲をダウンロードするといった仕組みのため
なので、ランニングやウォーキング中などでも、スマホを持たずに音楽を聴くことができるようになり非常に便利です。
また、Apple Watchがあることで、本体の画面(Spotifyアプリ)から「再生」「停止」「スキップ」や「お気に入り登録」などの便利な操作も可能になります。
今買うなら、「Apple Watch SE」が一番オススメ
様々な機器に対応
スマホやタブレット、PCやPS4などのゲーム機でも楽しめます。
もちろん、スマートスピーカーも機器を登録すれば、一瞬でスマートスピーカーからSpotifyの音楽を再生することができますよ。
車の中で楽しめる「CarPlay」にも対応
「CarPlay」に対応しているカーナビに、iPhoneを接続することで、車のディスプレイで地図や音楽アプリなどが使えるようになるため、直感的かつ安全に操作することができるといったもの。
もちろん、CarPlayに対応していない車でも、Bluetooth接続ができれば再生できます。
もし、Bluetooth接続に対応していない車の場合は、こちらのトランスミッターを利用すれば、音楽を聴くことができますよ。
料金プランが豊富
ずっと無料で使える「Spotify Free」から、有料プランの「Spotify Premium」は4種類も用意されていて、その中から自分にあったプランを選択可能です。
Spotify Premiumは4つのプランから選べる | |
---|---|
基本の「スタンダードプラン」 | 月額980円 |
2人でお得な「デュオプラン」 | 月額1,280円 |
最大6人登録できる「ファミリープラン」 | 月額1,580円 |
学生限定「学割プラン」 | 月額480円 |
Spotify Freeで「できること」と「できないこと」

Spotifyの無料プラン「Spotify Free」では何ができるの?と思う方もいると思いますので、無料プランで「できること」と「できないこと」を解説していきますね。
Spotify Freeで「できること」
- 7000万曲以上の楽曲をフルで聴き放題
- ユーザーの好みの学習機能
- 豊富なカテゴリーから聴ける
Spotifyの最大の特徴でもある、これらの機能は無料でも使えますし、
- 「マイライブラリ」で曲の管理
- バックグラウンド再生
- 音質設定
- 歌詞表示
- スマートスピーカーで再生
- スマホにある曲を、Spotifyにインポート
これらの基本機能も使えます。
それぞれをサクッと紹介していきますね。
7000万曲以上の楽曲をフルで聴き放題
無料プランであっても、7000万曲以上の楽曲がフルで聞き放題です。
全て無料で聞けてしまうというのは、本当に凄いことだと思います。
とはいえ、制限もありますので、この後の「できないこと」で解説しますね。
ユーザーの好みの学習機能
無料プランであっても、Spotifyの最大の魅力でもある、レコメンド機能を利用することができます。
「よく聴く楽曲」や、「お気に入り登録」、「フォローしたアーティスト」などからAIが学習し、自動でプレイリストを作成してくれるこの機能は、是非一度体験していただきたいです。
豊富なカテゴリーから聴ける
豊富にある「ジャンル」や「シチュエーション」などのカテゴリーから、聴きたいジャンルや、今の気分に合わせて選曲することができます。
様々なシチュエーションに合わせて、プレイリストを選べるのでいつでも音楽を楽しめますよ。
「マイライブラリ」で曲の管理
- プレイリストの作成
-
プレイリストを作成して、マイライブラリで管理することができます。
しかし無料プランでは少し制限があり、1つのプレイリストに15曲必要になります。
もし、プレイリストを作成した時に15曲以下だった場合、Spotifyが自動で選択した楽曲が残りの枠に入るようになっています。つまり、自分の好きな楽曲のプレイリストを作りたい場合、1プレイリストに対して15曲分選曲しなくてはいけません。
- お気に入り登録
-
好きな曲や、プレイリストを「お気に入り登録」して、マイライブラリで管理することができます。
- アーティストのフォロー
-
好きなアーティストをフォローして、マイライブラリで管理することができます。
バックグラウンド再生
Spotifyアプリの画面を閉じて、他のアプリやブラウザを操作したり、iPhoneの画面をオフにした状態でも楽曲を再生することができます。
音質設定
無料版では3つの音質から選択できます。
- 低音質(24kbps)
- 標準音質(96kbps)
- 高音質(160kbps)
ストリーミング再生時は低音質を選択することで、データ通信量を抑えることができます。
歌詞表示
歌詞がある曲は、歌詞を確認することができます。
また、曲を再生しながら歌詞を表示すれば、カラオケのように文字をハイライトしながら、自動で歌詞を追ってくれる機能も使えます。
- シンガロング機能も使える
-
シンガロング機能とは、再生中の楽曲のボーカル音量を下げて、歌詞を見ながらカラオケのように歌って楽しめる機能です。
スマートスピーカーで再生
Appleの「HomePod」や、Amazonの「アレクサ」などのスマートスピーカーと接続して曲を聴くことができます。
スマホにある曲を、Spotifyにインポート
iTunesなどからスマホに読み込んで管理している曲を、Spotifyアプリ側でまとめて管理して聴くことができます。
基本的なSpotify Freeで「できる」機能は以上です。
これから、逆に無料プランで「できないこと」を紹介しますね。
Spotify Freeで「できないこと」
- 聴きたい曲を、自由に選択することができない
- 曲のスキップが1時間に6回までしかできない
- 曲のダウンロードができない
- 最高音質を選択できない
- 広告が流れる
- 空間オーディオ機能が使えない
できないことをまとめたので、それぞれをサクッと解説しますね。
聞きたい曲を、自由に選択することができない
聞きたい曲を再生しても、ランダムに別の曲が自動で選曲され「シャッフル再生」になってしまいます。
また、プレイリストから再生したとしても、聴きたい曲をピンポイントで聞けません。
曲のスキップが、1時間に6回までしかできない
無料プランでは、曲を聴くときにシャッフル再生になってしまうので、飛ばしたければスキップすることが可能です。
ですが、そのスキップ機能が「1時間に6回まで」しかできないという制限があります。
曲のダウンロードができない
曲をダウンロードすることができないので、オフライン環境では音楽を再生することができません。
また、オンライン環境であっても通信量がかかってくることになります。
ですが、Wi-Fi環境での再生であれば、通信量は気にせず楽しむことはできます。
最高音質を選択できない
無料プランでは、「最高音質(320kbps)」を選択することができません。
高音質(160kbps)と、最高音質(320kbps)を聴き比べると、素人の私の耳でもかなりの違いを感じましたが、聴き比べなければ気になるほどではないと思います。
広告が流れる
無料プランでは、数曲再生すると間に音声広告が入るようになっています。
ですが、Spotifyの広告は1回が約30秒ほどで、内容や長さからYouTubeの広告と比較してもほとんど気になる広告ではないといった印象です。
空間オーディオ機能が使えない
Spotify Premium(有料プラン)であれば、「KALKUL AURA」というアプリと連携することで、空間オーディオが使えるようになります。
空間オーディオ?、KALKUL AURA?、という方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
無料プランを利用していて不便に感じるポイントは、この2つだと思います。
- 聴きたい曲を自由に聴けない
- 曲のスキップに制限がある
ですが、無料プランであっても、これらの制限を受けずに、有料プラン同様のサービス利用する方法があります。
これから、その方法を紹介していきますね。
Spotify Freeでも、有料プラン同様のサービスを利用する方法

結論から言いますと、パソコンやタブレット、PlayStationからSpotifyを使えば、有料プラン同様のサービスを利用できてしまいます。
この方法であれば、以下のようにSpotifyを最大限に楽しめると思います。
- 聴きたい曲を自由に聴ける
- 曲のスキップ制限もない
実際にパソコンやタブレットから「Spotify Free(無料プラン)」を利用している人のレビューが数多くありましたので、一部を紹介しますね。
パソコンやタブレットから「Spotify Free」を利用している人の評判
PCやタブレットなら、有料プランレベルで楽しめる
シャッフル再生にならずに聴ける
順番通りに聴ける
このように、PCやタブレットからの利用であれば、無料版で十分という意見がたくさんありました。
とはいえ、
- 広告が流れる
- 最高音質を選択できない
- 曲のダウンロードはできない
これらの制限はあります。
ですので、最大限Spotifyを楽しみたい場合は、「Spotify Premium(有料プラン)」に登録しましょう。
Spotify Freeの始め方

「Spotify Free」については分かったから、始め方はどうすばいいの?という方もいると思いますので、これから「Spotify Free」の始め方を紹介しますね。
Spotify Freeの始め方は4ステップで完了!
- 「Google」「Facebook」「Apple」のアカウントがない
-
「今すぐ登録」をタップ
- 「Google」「Facebook」「Apple」いずれかのアカウントがある
-
Spotifyに登録したい「アカウント名」をタップ

Google、Facebook、Appleいずれかのアカウントがある方は、メールアドレスとパスワードの設定は必要ありません。
(Google、Facebook、Appleのアカウントがない場合のみ)


(波線の囲いの項目はお好みで)

これで登録は完了です。
あとは「Spotify Free」を楽しむだけです。
まとめ

Spotifyの無料プラン「Spotify Free」について紹介してきましたが、本当に無料でここまで使えていいの?と改めて思ってしまいました。
- ラジオ感覚で音楽を楽しみたい
- 自分好みのアーティストや曲を探したい
こういった方は「Spotify Free」で十分楽しめると思います。
また、
- 自宅のPC環境で音楽を楽しみたい
- タブレットを持ち運ぶ
といった方であれば、「Spotify Premium(有料プラン)」同等のレベルで楽しめると思います。
「Spotify Free」であれば、登録するだけですぐに使えますので、まだ初めてないのであればサクッと登録してSpotifyの魅力を体験してみましょう。