デザインに全振り?完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1) Black」レビュー

Resolvable解決可能な悩み
  • 「Nothing ear (1)」の特徴は?
  • 「Nothing ear (1) Black」って実際どう?
  • 「Nothing ear (1)」の評判を知りたい

instagram、Twitter、YouTubeなどのメディアで話題になっている、ロンドンを拠点とするデジタル製品ブランド「Nothing Tech」の最初の製品である「Nothing ear (1)」。
 

「Nothing ear (1)」はカナル型の完全ワイヤレスイヤホンで、その特徴は中が透けて見えるデザイン。

カラーバリエーションは、「WHITE(ホワイト)」と「BLACK(ブラック)」の2種類から選べます。
 

今回、黒×透明のスモーキーブラックが特徴的な「BLACK(ブラック)」カラーを購入したので、これから紹介していきますね。

Nothing ear (1)
総合評価
( 4 )
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Contents

「Nothing ear (1)」の特徴

「Nothing ear (1)」の特徴はこのような感じ。

  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)
  • 外音取り込み(TRANSPARENCY)
  • タッチコントロール
  • 装着検知
  • IPX4の防水性能
  • 専用アプリをダウンロード可能

それぞれを詳しく解説していきますね。
 

アクティブノイズキャンセリング(ANC)

最近では高価格帯のイヤホンには必ず搭載されていて、周囲の雑音を消してくれる「ノイズキャンセリング機能」。

Nothing ear (1)にも搭載されていて、2つのモードから選択できるようになっています。

ANCの2つのモード
  • MAXIMUM(マックス)
  • LIGHT(ライト)

基本はMAXIMUM(マックス)になっていて、LIGHT(ライト)にすることでノイキャンの効き具合を弱めることができます。
 

外音取り込み(TRANSPARENCY)

イヤホンをつけた状態でも、周りの音や会話を聞くことができる「外音取り込み機能」も搭載されています。

ノイズキャンセリング機能か、外音取り込み機能のどちらかしか搭載されていないイヤホンも多い中、Nothing ear (1) は両方搭載しています。

タッチコントロール

イヤホンにセンサーが内蔵されていて、タッチすることで「再生」や「停止」、「ノイキャン」や「外音取り込み」の切り替えができる機能です。

「Nothing ear (1)」は物理ボタンではなく、タッチセンサーでの操作に対応しています。

装着検知

耳から外せば再生停止、付ければ再生を再開するといった意外と嬉しい機能も搭載されています。
 

IPX4の防水性能

雨や汗など、軽く水がかかる程度であれば問題ない防水性能なので、外出時の急な雨や、ランニング等でも問題なく使用できます。

専用アプリをダウンロード可能

専用アプリは無くても使うことができますが、ダウンロードすることで細かな設定を変えることが可能です。

バッテリー持ちは?
イヤホン単体ケース込み
4時間
(ANCオフ → 5.7時間)
24時間
(ANCオフ → 34時間)

充電方法は、

  • USB Type-C
  • Qiワイヤレス充電

の2つの充電方式に対応しています。

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これから、「Nothing ear (1) Black」の開封レビューをしていきますね。
 

「Nothing ear (1) Black」のレビュー

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表面は、イヤホンの写真が大きく印刷されたパッケージ。

「Nothing ear (1) Black」を開封

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Nothing ear (1)の特徴的なデザインの一部である、赤丸と同じ印を引っ張って開封。

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外箱の作りにも、こだわりを感じますし、内箱もかなりしっかりとした作りです。

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箱を開けるとイヤホンケースがあり、その下に2つの箱と取扱説明書が入っていました。

「Nothing ear (1) Black」の付属品

スクロールできます

「Nothing ear (1) Black」の付属品は以下の通り

  • 3種類のイヤーピース
  • 「USB Type-C」to「USB Type-A」充電ケーブル
  • クイックスタートガイド
  • 安全情報&保証書

それぞれを見ていきましょう。
 

3種類のイヤーピース

S、M、Lの3種類のイヤーピースが付属していて、Mサイズは本体に装着されています。
 

「USB Type-C」to「USB Type-A」充電ケーブル

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「USB Type-C」をイヤホンケースに、「USB Type-A」を充電プラグ側に刺して充電するコンパクトなケーブルが付属しています。

長さは30センチ程度なので、モバイルバッテリーでの充電や、持ち運びにはいい感じ。

クイックスタートガイド

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クイックスタートガイドは英語表記となっており、ペアリング方法や、イヤホンのタッチコントロールの使い方などが記載されています。
 

また、丸型のQRコードを読み取ることで、「Nothing ear (1)」の専用アプリをダウンロードすることができます。
 

安全情報&保証書

こちらは日本語で記載されています。
 

「Nothing ear (1) Black」の外観

Nothing ear (1) Black、正直かなりカッコいい。

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どの角度から見ても、かなりいいデザイン。


ケースの重量は57gで、軽くもなく重くもないといった感じ。

恐らくイヤホン本体をケースにしまった時に、ずれないようにする為の丸い窪みが。
 

側面には、USB Type-Cポートと、ペアリングボタン。

充電時間は?

フル充電に必要な時間は、

イヤホンケース
1.5時間52分
(ワイヤレス充電 → 2.5時間)

また、高速充電を実現しているので、

  • ケース
    10分間充電すると、最大8時間使用することが可能。
  • イヤホン本体
    10分充電するだけで、1.2時間使用可能。

バッテリー持ちがイヤホン単体では4時間と、他メーカーのワイヤレスイヤホンと比較すると少々少なめな印象。

とはいえ、10分ケースにしまうだけで1.2時間使うことができるので問題ないと感じました。

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ケースの蓋はマグネットで引っ付く構造で、マグネットの磁力もちょうどいい感じ。

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完全蓋を開けるとこんな感じ。
 

マグネット部分には、シリアルナンバーが…
 

バッテリーケースのLEDが光るようになっていて、

グリーン

バッテリーの残量あり

オレンジ

バッテリー50%前後

レッド

バッテリーの残量少ない

ホワイト

使いたい端末とのペアリング時

このように、色で判別できるようになっています。
 

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イヤホン本体を取り出すと、ケース底には赤白の印があって、イヤホンをしまう際の目安に。
 

イヤホン片耳の重量は4.7gで、非常に軽量。

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白が左のイヤホンで、赤が右のイヤホン。
 

イヤホンの裏面には、バッテリーケースとの接点。

スクロールできます

側面はこんな感じ。
 

自分に合うイヤーチップに付け替えよう。

イヤホンでの操作は?

イヤホン本体には2つのセンサーが内蔵されており、タップやスライドすることで反応する「タッチコントロール機能」が備わっています。

タッチコントロール機能

ダブルタップ

再生・停止

トリプルタップ
  • 右イヤホン → 1曲送り
  • 左イヤホン → 1曲戻し
長押し

ノイズキャンセリング → 外音取り込み → オフ

「上センサー」から「下センサー」へ

音量下げる

「下センサー」から「上センサー」へ

音量上げる

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ペアリング方法

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クイックスタートガイドのQRコードから、専用アプリをダウンロード。
 

「Nothing ear (1)」のケースを開けて、サイドボタンを長押ししてペアリング。
 

後は、Bluetooth設定ページから、「Nothing ear (1)」を選択するだけ。
 

専用アプリの使い方

アプリのトップページでは、各イヤホンとバッテリーケースのバッテリー残量を確認することができます。
 

「聴く」ボタンと、「タッチ」ボタンにはそれぞれの設定ができるようになっています。

「聴く」ボタン

スクロールできます

ノイズキャンセリング、外音取り込み、オフの切り替えや、ノイズキャンセリング強度を「ライト」と「マックス」の2種類から選択できます。

4種類から選択可能なイコライザー機能
Balanced

バランスの良い音

More Treble

高音重視

More Bass

低音重視

Voice

ボーカル重視

「タッチ」ボタン

右耳と左耳のイヤホンに、それぞれのタッチ操作を割り当てることができるようになっています。

割り当て可能なタッチ操作
トリプルタップ
  • 次の曲
  • 前の曲
  • 音声アシスタント
  • なし

音声アシスタントを選択することで、SiriやAmazonアレクサ、Googleアシスタントを起動することもできます。

タップ&ホールド
  • ノイズキャンセリング
  • なし

「ダブルタップ」と「イヤホンの軸でスライド」は変更ができないようです。
また、タッチ操作を使いたくない場合はオフにすることもできます。

その他の設定

トップ画面のテーマ変更が可能で、「ホワイト」と「ブラック」から選択することができます。
 

装着検知をオフにすることも可能です。
 

動画やゲームに遅延を感じれば、「低遅延モード」を選択することで改善できるように。
 

イヤホンを探す機能も搭載されており、「音を鳴らす」をタップすれば、イヤホンから大きな音が鳴るようになっています。

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実際に使用して感じた「いいポイント」と「いまいちなポイント」

実際に「Nothing ear (1) Black」を使ってみて感じた「いいポイント」と「いまいちなポイント」を紹介していきたいと思います。

いいポイント

デザインがいい

Nothing ear (1)の最大の特徴でもある、中が透けて見えるデザインが純粋にかっこいいと感じました。

また、捨ててしまうようなイヤホンのパッケージの作りにもこだわりを感じ、開封時にはかなりワクワクさせられました。
 

最近はたくさんのメーカーからワイヤレスイヤホンが発売されていますが、似たようなデザインのものも多いですよね。

ですが、私の知るかぎりNothing ear (1)に似たデザインのものは1つもありません。

飾っておくだけでも、いい気分にさせてくれて所有欲を満たしてくれるイヤホンだと思います。
 

バランスのいい音質

音質については、素人なので詳しいことは言えませんが、高音から低音までバランスよくでており、長時間聴いていても疲れにくい音質で気に入りました。

また、アプリから高音重視や低音重視の切り替えもできるので、細かい調整はできないものの、好みの音質で聴くことができたのもいいポイントです。
 

同じくバランスのいい音質のAirPods Proと比較してみると、個人的には同程度のレベルに感じたので正直驚きです。

この価格でこの音質を実現できていているNothing ear (1)は、非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
 

「ノイズキャンセリング機能」と「外音取り込み機能」も優秀

ノイズキャンセリング機能はしっかりと雑音を消してくれますし、外音取り込み機能も周りの音や会話をクリアに聞き取ることができたので、ここにも驚かされました。
 

AirPods Proと比較すると、ノイズキャンセリング機能はノイズの消える領域が違うといったものの、引けを取らない消し具合。

外音取り込み機能は、AirPods Proがイヤホンをつけていないのではないかと勘違いするほど、周囲の音を自然に取り込んでくれるので、比べてしまうと劣るといった感じ。

とはいえ、Nothing ear (1)もそこまで違和感なく、しっかりと周りの音や会話を聞き取ることができました。
 

また、ノイズキャンセリング機能を音楽を再生せずに長時間使用しましたが、ノイズがあるといったこともなく快適に使うことができたので、集中して作業する時にノイキャンだけ使いたいという状況でも問題ないと思います。

ノイズキャンセリング機能や、外音取り込み機能をまだ体験していない人は、感動できるレベルだと思いますし、Nothing ear (1)のこの価格で、この性能はかなり優秀なのではないかと思います。
 

軽量でフィット感がいい

イヤホンの重量は片耳で4.7gなので非常に軽量ですし、長時間付けていても全く疲れることはありませんでした。

同じく、長時間つけていても疲れない、AirPods Proの5.4gより軽量なので納得です。

またフィット感もよく、耳が痛くなることもありませんでした。

長時間付けていても疲れない、痛くならないというのは音楽や動画、ゲームなどを楽しむ上で非常に重要だと思うのでここもポイントが高いですね。
 

イヤホンでの音量調節が直感的

ワイヤレスイヤホンはイヤホン本体から音量調節できないものも多いですが、Nothing ear (1)はタッチセンサーから音量調節ができるようになっていて、この操作性がかなり気に入りました。

2つのセンサー間を上にスワイプすることで「音量を上げる」、下にスワイプすることで「音量を下げる」ことができ、これが本当に直感的で感動しました。
 

バッテリー残量を一目で確認できる

意外と嬉しかったのは、バッテリー残量をスマホで確認できる機能も搭載されていたことです。

専用アプリを開かずとも、iPhone本体のバッテリー残量の横にイヤホンのバッテリー残量が表示されますし、バッテリーのウィジェットにもしっかりと表示されていました。
 

ワイヤレス充電に対応している

購入当初は全く知らなかったので、ワイヤレス充電にも対応しているのを知ったときには驚きました。

USB Type-Cからの充電スピードと比べると時間がかかりますが、ポンと置くだけで充電してくれるのはやっぱり便利ですよね。
 

いまいちなポイント

ケースに傷と指紋が付きやすい

これは材質上仕方ないことだとは思いますが、ケースに小傷や指紋が付きやすいなと感じました。

また、落としてしまった時に破損しないかという不安もありますね。

小傷に関しては、革製品のような経年変化のように捉えれば良く感じることができるかもしれません。
 

ANCと外音取り込みの切り替えが不便

イヤホンのタッチコントロールを使って、ノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込みを切り替える場合、「ANC → 外音取り込み → オフ」といったように、オフを経由しないといけないのが少し不便に感じました。

基本的にノイキャンを使用していて人と話すときに、すぐに外音取り込みに切り替えたいので、流れとしては問題ありませんが、オフはいらないのではと思いました。

とはいえ、これはアプリのアップデートで対応できそうなので今後に期待ですね。
 

まれに一瞬接続が切れる

音楽や動画視聴中に一瞬接続がプツッと切れることがありました。

頻度は1日8時間ほど使用してみて、1回起こるか程度ですし、接続が切れても一瞬で戻るのでストレスは感じませんでしたが、使っていて少し気になった部分です。

動画や、ゲームの遅延に関しては?

動画視聴やゲームでも使用してみましたが、特に遅延は感じることなく快適に使うことができました。

もし遅延を感じれば、設定アプリから「低遅延モード」の選択も可能なので、その点問題ないのではないかと思います。
 

実際に使っている人の評判

ここからは、実際に「Nothing ear (1) 」を使っている人の評判が多くありましたので紹介していきますね。

デザインがいい

Nothing ear(1) black 届いた!!
かっけぇ〜!!! pic.twitter.com/A73jNRUWAQ

— あすら@ふわふわ(CV.アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ)プリフェス最高だった!! (@077_sinon) January 2, 2022

Nothing ear (1) 着弾!!
かっこいいかっこいいかっこいいかっこい pic.twitter.com/nZuI8YLLUA

— さっきー (@sackey__) January 28, 2022

nothing ear 1

スケルトンがたまらん
インスタの広告で見たことある人もいるのかな?

@nothing pic.twitter.com/3NcEJHMC24

— Yama (@hav1_bwcrf) January 8, 2022

Nothing ear (1) のブラックモデルは単体だと味気ないけど、他のモノと親和性高いわ pic.twitter.com/WTb6COymMU

— Nobu / 正 (@nobutoyomu) February 15, 2022

やはり、デザインがいいというレビューが多いですね!
 

音のバランスがよく聴き疲れしない

Nothing ear (1) black着弾(/・ω・)/

ノイキャン程よく効いてていい感じ
音もバランスよく出てて聞き疲れしない
+この見た目で1万円強は(๑•̀ㅂ•́)و✧

#nothing pic.twitter.com/QL2vbNW4ne

— #フォロバ100 (@ka728hiro) February 1, 2022

全体的にバランスがよく、本当にコストパフォーマンスが高いと思います!
 

片耳外すと外音取り込みモードに

こういう細かいところも快適に使う上で嬉しい機能ですよね。
 

まとめ

デザインに全振りしていて、他の機能や性能が劣っているのではないかと思ってしまう「Nothing ear (1)」ですが、このデザインでここまでの音質と性能や機能が備わっていて、1万円弱で購入できるのは、非常にコストパフォーマンスが高いイヤホンだと感じました。
 

Nothing ear (1)は、

  • 他にない特徴的なデザイン
  • 「ノイズキャンセリング機能」と「外音取り込み機能」も優秀
  • 軽い付け心地、バランスの良い音質で長時間使っても疲れない

このように、ガジェットとして置いておくだけでもオシャレなイヤホンですが、性能もいいという弱点のないイヤホンです。

正直、ホワイトも購入して、2つ並べて飾りたいぐらいです…(笑)
 

Nothing ear (1)はメインのイヤホンとしてもいいですし、デザインが気に入ればサブとして、持っておくだけでも気分が高まるのではないかと思います。

是非一つ好みのカラーを購入してみてはいかがでしょうか?
 

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